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ヤマヒル被害について |
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ヤマビル:里山荒れ急増 従来は山奥にしかいなかったヤマビルが、ふもとまで生息域を拡大し、住民やハイカーが吸血される被害が全国各地に広がっている。被害情報は29府県に及び、日常生活や観光にも影響が出始めており、神奈川県では自治体などが駆除対策に乗り出す事態になった。過疎化や林業の衰退による森林や里山の荒廃が原因で、専門家は「ヒルの問題は日本の森林荒廃の象徴で、早急な対策が必要だ」と訴えている。 神奈川県の丹沢山地では、東丹沢の限られた山奥にしかいなかったが、00年ごろから数年で周辺の6市町村に広がった。登山途中に吸血されて引き返すハイカーや、水田や畑の草取りのたびに吸血されて耕作を放棄する農家が出ている。ペットを介し、民家の中にも入り込んでいる。県などは今月5日、相模原市津久井町で里山の草刈りと薬剤散布を始めた。 被害拡大の背景には、林業の不振やシカの増え過ぎで森林荒廃が深刻化したことがある。集落周辺の里山も、過疎化などで手入れされなくなって草が伸び、落ち葉が堆積(たいせき)するなど荒れ放題で、ヤマビルが好むじめじめした環境が増えている。 |
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